 |
私が進学のため広島を離れてから、早17年。仕事を理由にタイに住み始めてから3年が経つ。
広島を離れて長いが、サンフレッチェ広島や広島カープの試合結果が気になるそんな元広島人である。
この度、IT産業育成のポイントを話す機会をCSIの皆様から頂いた。ビジネスは門外漢であるものの、
長きにわたってインターネット技術の発展に関わってきた者として、気がついていることを
お伝えできればと思い、また私を育ててくれた広島に少しでも恩返しができればと思いお受けした。
私が話したポイントは単純に一つ。広島には既存の産業があり、
それを活かすことが大切だと言うこと。
私は常々、情報技術産業を考えるにあたり、情報技術そのものの産業と情報技術を使った産業に
わけて考えるべきだと感じている。情報技術そのものの産業とは、プログラム作成や情報技術を
利用した環境を整える産業のことを指す。有名な会社としてジャストシステム株式会社や
株式会社NTTデータが挙げられる。このような産業では、人が財産であり、その育成には時間がかかる。
この情報技術そのものの産業育成が大切であることは言うまでもないが、我々の身の回りには、
情報技術を使った産業のヒントが転がっている。
|