「個人情報漏洩対策セミナー・
CSIインターネット利用研究会2005」開催報告



桑子博行氏
(テレコムサービス協会サービス倫理委員会委員長)


上原哲太郎氏
(特定非営利活動法人情報セキュリティ研究所副代表理事)

理事・運営委員・運用技術部会主査 西村浩二
(広島大学情報メディア教育研究センター)


 2005年2月26日(土)、広島市まちづくり市民交流プラザ(広島市中区)にて上記セミナー・研究会を開催し、約70名の方にご参加をいただきました。
 午前から午後前半にかけて行われたCSIインターネット利用研究会2005では、テレビ会議を利用した高知からの遠隔発表を交えながら、セキュリティ、テレビ会議、ストリーミングをキーワードとする技術開発や先進的な取り組み、活用事例について5件の発表が行われました。
 午後後半の個人情報漏洩対策セミナーでは、お二人の講師をお招きして「まだ間に合う!」を合言葉にご講演をいただきました。桑子博行氏からは、個人情報保護法はどういう社会を目指して制定された法律なのかなどについて体系立てて解説をしていただきました。上原哲太郎氏からは、今後個人情報を預ける側である市民はどういう点に注意すべきかなどについて解説をしていただきました。個人情報保護法の施行まで1ヶ月余りと迫った時期ということもあり、具体的に例を挙げて質問される姿が多く見られました。



会員紹介シリーズNo.10

株式会社ラディックス(http://www.radix-ltd.co.jp/

 株式会社ラディックスは、世に言うバブル最盛期の昭和63年(1988年)4月に広島市を拠点とする技術系特化型ソフトウエア企業として設立致しました。当時より現在も続く、情報拠点とされる東京・首都圏への情報関連企業集中傾向に逆行して、情報ネットワークのフル活用を前提とした地方独立型を目指し、生活環境の劣悪な首都圏より、情報収集へのリスクを負えども、経済的・精神的に豊かな生活環境を確保できる広島を拠点と定めて参りました。当社名『ラディックス』は、数学 用語では「基数」を、また哲学用語では「根源」を意とする【RADIX】より命名致しました。【RADIX】の派生語である【Radical】の持つ『革新的、急進的』の語意にありますように、常にポジティブな発想を欠くことなく、ハード・ソフト共に時代の流れに一歩先んずる革新性が生命線と念じております。
 少数とはいえ、各分野に特化した技術力と豊富な経験を持つスタッフのチームプレーを基調として、国や県を中心ととした土木建設系の解析システムやネットワークシステムの構築を手掛け、その成果には他の追従を許さない自負があります。一方で、ネットワークを有効に活用する広報・情報発信システムの企画・構成、構築から運営まで幅広く行っており、黒子に徹する立場でありますから一般的には名前が表に出ることはほとんどありませんが、各方面から大きな信頼を頂いております。
 今後はあらゆる分野において重要な基幹要素となってくると考えられる携帯電話やインターネットの情報受発信技術についての精度を高め、幅広い技術分野での連携性を追求することを目論んでいます。 

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