平成14年度「電波の日・情報通信月間」表彰について

CSI事務局長 染岡慎一 (安田女子大学)

 6月3日、総務省中国総合通信局・中国電波協力会共催の平成14年度「電波の日・情報通信月間」記念式典が広島全日空ホテルで挙行されましたが、CSIが貢献団体として表彰されました。
 この表彰は総務省中国総合通信局が情報通信の発展に貢献した個人及び団体に対して行うものです。CSIは、任意団体として創立された1993年以来、地域においてインターネットの普及・啓発に関する活動を展開してまいりました。これらの積極的な活動が評価され今回の表彰となりました。式典では、重田憲之中国総合通信局長より、当協議会を代表して出席した吉田典可理事長に感謝状が授与されました。
 CSIではこれを励みとし、今後とも地域の情報通信の発展にさらなる貢献をすべく活動をしてまいります。これからも皆さまのご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。また、本年度より、事務局長を安田女子大学の染岡が勤めさせていただいております。皆様よろしくお願いいたします。


会員紹介シリーズNo.5


県立広島女子大学
http://www.hirojo-u.ac.jp/W3HW000j.html) 広島県立大学
http://www.hiroshima-pu.ac.jp/) 広島県立保健福祉大学
http://www.hpc.ac.jp/index.html
 広島県には、県立広島女子大学(広島市)、県立大学(庄原市)、保健福祉大学(三原市)の三つの県立大学があり、それぞれ特徴を持った大学です。それぞれの大学には情報教育センターがあり、教員や学生の支援を行っております。女子大では生活環境学科が、県立大では経営情報学科が、保健福祉大では放射線学科が情報教育の中心です。
 女子大学の場合、95年に改組と同時に学内インテリジェント化を進めるために全研究室にLANを引き、端末を貸与しました(当初反対もあった)。当時は珍しかったのですが、講習会を開き最低限の技術を身につけてもらいました。恐らく、大学関係で、事務連絡など全てメールで行ったのは我々が初めてではないかと自負しています。
 さて、昨年度より学生がより興味のある授業を選択できるようにと、TV会議システムを使った遠隔授業をはじめました。昨年は1教室でしたが、今年からは各大学3教室を遠隔授業用に充て50数科目を開講しています。色々と試行錯誤をしながら画質の改良を行っています。会議や講演会あるいは学会などにも利用しています(http://www.hirojo-u.ac.jp/~isinaga/longDsit-Learn/LDLTVS.htm)。
 今、三県立大学は統合に向けて走り出しています。そうなると益々ネットワークの利用は増えてくると思われますので、強固でセキュリティの高い、しかも利用しやすいネットワーク環境の構築が求められると思います。会員の皆様方のご支援を御願いします。

(文責:県立広島女子大学 石永正隆)


Copyright (C) 2001 Chugoku-Shikoku Internet Council. All Rights Reserved.

目次に戻る / Page 4を表示