CSI利用研究会のあゆみ
CSI副理事長・運営委員長 相原玲二
(広島大学情報メディア教育研究センター)
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1993年の任意団体発足以来、当協議会ではインターネットに関する最新動向を知るとともに、
最新の技術を導入するため、シンポジウム、フォーラム、セミナー等を毎年開催してきました。
しかし、当地域のインターネット利用に関する研究活動や取り組み事例を発表し、地域に根ざした
生々しい情報交換の場の必要性を強く感じるようになりました。そこで1996年2月に、
「キャンパスネットワークの現状と利用研究会」が開催されました。以来、利用研究会は毎年開催され、
2000年3月からは「インターネット利用研究会」に改称されましたが、CSI主催の利用研究会としては
2003年12月で通算9回目の開催となりました。なお、1996年〜1998年は、日本OR学会中国・四国支部
インターネット研究部会と合同での主催でした。
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利用研究会では、毎回10〜15件程度の研究発表や事例紹介が行われ、50〜100名程度の参加者を得て有意義な議論を重ねてきました。利用研究会における発表テーマは、当初は主に大学のキャンパスでインターネットをいかに普及・定着させるかが中心でしたが、その後、小中高校でのインターネット利用や広帯域ネットワークを利用した遠隔教育などへも広がり、CSI利用研究会は密度の高い情報交換の場として有効に活用されています。
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研究発表の1コマ |
キャンパスネットワークの現状と利用研究会(開催日・会場) |
1996年 2月23日 広島修道大学
1997年 2月28日 広島修道大学
1998年 2月27日 広島大学(東千田キャンパス)
1999年 3月13日 安田女子大学 |
CSIインターネット利用研究会(開催日・会場) |
2000年 3月 4日 近畿大学工学部(東広島キャンパス)
2001年 3月24日 (財)放射線影響研究所
2002年 3月 9日 県立広島女子大学
2003年 3月22日 広島市まちづくり市民交流プラザ
2003年12月25日 広島市まちづくり市民交流プラザ |
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デモンストレーション展示
インターネット利用研究会2001
(於(財)放射線影響研究所) |