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CSI ネットワークマスター 虎の穴 市民公開講座

盛り上げろ!広島!〜情報技術活用とビジネス展開〜


(※Advanced Internet Tour in Hiroshima内の併設プログラムとして開催いたします。)

 演目

「がんばれ、広島ITベンチャーズ!」

 講師

湯ア英彦氏
 株式会社アッカ・ネットワークス 代表取締役副社長・副社長執行役員

 

 演目

「チャンスは、むしろ、この数年」

 講師

杉原章郎氏
  楽天株式会社 取締役 常務執行役員
  楽天ブックス株式会社 代表取締役社長

 

 演目

「情報技術革命の本質 −我々は何をすれば良いのか」

 講師

土本康生氏
  慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特別研究講師
  アジア工科大学院 intERLab 客員講師
  博士(政策・メディア)

CSI ネットワークマスター 虎の穴 市民公開講座  開催概要

会期

2007年1月17日(水)13:30-17:00 ※受付開始13:00〜

場所

広島国際会議場 地下2階 小会議室ラン(2)
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/icch/htmfile/access1.htm

プログラム

13:00-13:30

受付

13:30-13:45

主催(CSI)より開会挨拶&オリエンテーション

第1部 ご講演

 

13:45-14:15

(株)アッカ・ネットワークス 副社長 湯崎英彦氏

14:15-14:45

楽天(株) 取締役常務執行役員 杉原章郎氏

14:45-15:15

慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特別研究講師
土本康生氏

15:15-15:30

休憩

 

 

第2部 オープンディスカッション

15:30-17:00

モデレータ  
特定非営利活動法人 中国・四国インターネット協議会
西村浩二 (広島大学)

参加料

無料

申込〆切

2007年1月16日(火)正午まで

講師略歴 / 講演内容

(13:45-14:15) 「がんばれ、広島ITベンチャーズ!」

講師

湯ア英彦氏
(株式会社アッカ・ネットワークス 代表取締役副社長・副社長執行役員 )

湯ア英彦氏

 

1990年、東京大学法学部卒業後通産省に入省し、機械情報産業局総務課に就く。
1995年、資源エネルギー庁原子力産業課課長補佐、1997年通商政策局米州課
課長補佐を歴任後、1998年に米国シリコンバレーのベンチャーキャピタル、
イグナイトグループに出向。10年間におよぶ通産省勤務期間中、
日米自動車問題やもんじゅ事故後の原子力エネルギー政策再議論、規制緩和、
ベンチャー/中小企業振興などに関する政策立案に従事する他、
多数の2国間および多国間の交渉に参加。
2000年3月、株式会社アッカ・ネットワークスを設立し、同年12月、
同社取締役副社長に就任。
2002年3月、代表取締役副社長に就任、
2004年5月、代表取締役副社長コーポレート本部長に就任。
2005年3月より、代表取締役副社長・副社長執行役員に就任、現在に至る。

1965年生まれ、広島県出身。
スタンフォード大学経営修士(MBA)取得。


講義内容

講演者湯崎氏は、通商産業省(現経済産業省)からシリコンバレーの ベンチャーキャピタルを経てベンチャー企業として通信事業者を立ち上げられました。 この経験を事例として、ベンチャーをやることのよさ、難しさに、ベンチャーを 始めるにあたっての狙いどころ、ベンチャー経営に必要なもの、 必要でないもの等について論じていただきます。 また、これらを踏まえ、広島でベンチャーを始めることについての考察も 行っていただきます。

(14:15-14:45) 「チャンスは、むしろ、この数年」

講師

杉原章郎氏
楽天株式会社 取締役 常務執行役員
楽天ブックス株式会社 代表取締役社長

杉原章郎氏

 

・1969(昭和44)年、広島県広島市生まれ
・広島市立安東小学校、私立修道中学校、私立修道高等学校卒
・慶應義塾大学総合政策学部卒
・慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程修了

大学院修士課程を修了後、友人と共にインターネットシステムベンダーの会社を設立、当時活発になりつつあったLAN+Internetの導入をコンサルティングする事業を展開。
しかしながら、もっとコンシューマに近いネットビジネスをやりたいと考え、 1997年、楽天の創業メンバーとして参画し、初期の出店営業部門を立ち上げた。その後、取締役新規事業開発部長、取締役オークション部長、 取締役EC事業カンパニー執行役員を歴任し、 現在、取締役常務執行役員 兼 楽天ブックス株式会社代表取締役社長。

楽天市場とそのグループ傘下のサイトには、2006年末現在56,000社強の企業が契約し、楽天市場、楽天トラベル、楽天証券、インフォシークの 4サイトを柱に、名実共に日本最大のマーケットプレイスとなっている。 その中にあって杉原は、楽天グループの新規の取り組みを主に担当し、 各種事業を立ち上げてきた。 現在は、開発編成統括本部プロデュース本部長として、 楽天グループのサービス開発プロデュース部隊の牽引役として、また、 楽天ブックス株式会社代表取締役社長として、商品企画から出荷にいたるまでの、 グループ内のメディア商材直販事業、これから隆盛となるデジタルデータダウンロード 販売事業を指揮している。
インターネット・ビジネスの最新動向を見据えながら、常に野心的に次なる展開の仕込みを行なっている。

講義内容

物を作って、または製品や情報を仕入れて、販売して送り届けるといった、いわゆる広義のマーチャンダイジングまでの全てこなさないと、ネットでのビジネスができないかというとそんなことは無く、ネット上でオープンになっているリソースやソリューションを組み合わせてコミュニケーションを起こすだけでも、事業としての価値が見出されるくらい、ネットを利用する人が当たり前のように存在する時代になりました。
これは、「出遅れたこと」を嘆くのではなく、「出遅れたがために、採算の合わない時代のロスを被ることが無かった」と捉えるべきで、採算が合う可能性が高まった今こそ、得意な事業分野のIT化から、新規事業への取り組みに至るまで、誰もが、どこででも、幅広くチャレンジをすべきタイミングと言えます。
技術的創造でも、ビジネスモデル創造でも、コミュニケーション創造でも、ネットで生じる何でもに事業価値を見出せる時代だからこそ、いろいろな角度から捉えてチャレンジをすべきなのです。
上手く行ったことももちろん、上手く行かなかったことの事例も交えつつ、何故この数年がチャンスなのかについてお話します。

(14:45-15:15) 「情報技術革命の本質 −我々は何をすれば良いのか」

講師

土本康生氏

慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特別研究講師
アジア工科大学院 intERLab 客員講師 
博士(政策・メディア)

土本康生氏

 

1971年 広島市東区に生まれる。1991年大学に入学したと同時に、インターネッ
トという言葉が一般的ではなかった時代からインターネットの利用をはじめる。
日本にインターネットを導入したWIDEプロジェクトの一員として、日本のイン
ターネットの黎明期を研究者として運用者として支えてきた。インターネット
の基本であり重要技術である経路制御に興味を持ち研究を進め、現在はインター
ネット技術にまつわる人材育成やアプリケーションを中心とした研究活動を精
力的におこなっている。

現在、慶應義塾大学から派遣されるという形で、タイ王国にあるアジア工科大
学院にて、東南アジアにおける超高速インターネット網構築に関する仕事に携
わりつつ、発展途上国における人材育成や情報技術活用に関する活動をしてい
る。

講義内容

情報技術革命という言葉が世の中に出てきて、この革命の波に乗り遅れないよ う政府や自治体、産業界が様々な活動をおこなってきた。その結果、いろいろ なサービスが提供されるようになり、我々が実感できるほどに世の中が便利に なりつつある。その一方、その波に乗り遅れたと感じる人、組織は多く、情報 技術革命に対してどのように取り組めば良いのか途方にくれている場合が多い。
情報技術革命は終わったのだろうか?世の中に多くのIT関係企業が林立し、色々 な意味で市場が飽和したように見えるが、情報技術革命の本質をとらえると情 報技術を活用できる場面は、まだまだ多いことに気がつく。今一度、インター ネットがもたらした情報技術革命を見直してみることで、情報技術を活用する ヒントを再発見してみる。本講演は、広島を中心に活動をしているみなさまが、 今後、情報技術をどのように活用していくのか、その方向性を明らかにしてい くことを目的にする。

お問い合わせ先

CSI事務局 セミナー担当:池上

セミナー専用Tel:090-7772-5114 (受付時間 平日10:00-18:00)
e-mail:seminar-sec[at]csi.ad.jp

主催:特定非営利活動法人 中国・四国インターネット協議会(CSI)