
CSIネットワークマスター 虎の穴 市民公開講座 in 高知
〜次世代インターネット(IPv6)によるイノベーション〜
講演者 |
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加藤 朗 氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授) |
講演内容 |
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次世代インターネット(IPv6)移行へのシナリオ(IPv6への移行とその課題) セミナーチラシはこちらから(1.4MB) |
CSI ネットワークマスター 虎の穴 市民公開講座 開催概要
会期 |
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2008年9月13日(土)13:30-17:00 (受付開始 13:00〜) |
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場所 |
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高知サンライズホテル |
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主催 |
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特定非営利活動法人 中国・四国インターネット協議会(CSI) |
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後援 |
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総務省中国総合通信局 |
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プログラム |
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参加料 |
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無料 |
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申込〆切 |
: | 9月10日(水) 17:00 |
講師略歴 / 講演内容
講演者
加藤 朗 氏 |
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東京工業大学大学院理工学研究科情報工学専攻博士後期課程を単位取得退学後、1990 年から慶應義塾大学環境情報学部助手、1993 年から東京大学大型計算機センター助手、2002 年から同情報基盤センター助教授を経て 2008 年から慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。大学院生時代から JUNET や WIDE Projectに参加し、広域ネットワークやキャンパスネットワークの構築・運用・開発に従事。博士(政策・メディア)。 |
講義内容
「DNS と IPv6: 〜IPv6への移行とその課題〜」
DNS はインターネットには不可欠なサービスであるが、IPv6 への移行を考える場合、ユーザには直接関係ないところで IPv4 と IPv6 が相互に関係しあう、若干面倒な面がある。本講演では、DNS に詳しくない参加者のために DNS の概要を説明する。そして IPv6 アドレスの DNS上での表現と DNS サーバのアドレス、IPv4 による問合わせと IPv6 による問合わせの関係について議論し、その後、Root DNS サーバや TLD サーバでの IPv6 対応への経緯について報告する。
講演者
荒野 高志 氏 |
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講義内容
「IPv4枯渇問題とIPv6について」
IPv4在庫枯渇まであと3年弱になり、その対応についてさまざまなところで議論が進んでいる。本講演では在庫枯渇問題の実際とその対応策について述べるとともに、その対応策の中でも唯一根本的かつ永続的な解決法であるIPv6の導入の現状と課題について論じる。最後にIPv6が時代の大きな変革期のなかで果たすべき役割について私見を述べる。
講演者
菊池 豊 氏 |
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講義内容
「地域IXにおけるIPv6の取組み」
ナインレイヤーズは高知IXの運用を行う電気通信事業者です。
地域におけるインターネットインフラ事業の難しさに「最新の技術にどう絡んでいくか」という課題があります。これは最新技術を必要とするマーケットがないことや、技術者の交流が地域内では不十分なことが理由です。
本セミナーでは地域においてIPv6を導入した経験を基に、この課題についてみなさんと考えてみたいと思います。
講演者
今井一雅 氏 |
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1979年電気通信大学大学院修士課程修了後、高知高専・電気工学科・助手、専門は宇宙電波工学で木星電波放射機構の観測的研究を行っている。1990年に文部省在外研究員でフロリダ大学天文学科で客員助教授として木星電波の研究に従事、その当時アメリカの大学ではインターネットが スタートしたばかりで、日本に帰国後、インターネットの普及活動を高知 において始める。現在、高知高専・情報処理センター長で、全国の高専の IT教育を推進する高専IT教育コンソーシアムの運営委員長、高知県IPv6研究会会長を務める。博士(情報学、京都大学)。 |
講義内容
2007年6月に発足した高知県IPv6研究会の紹介を行う。今までの活動としては、 IPv6による組み込み制御技術やIPv6によるビデオストリーミング配信技術の 研究を行っている。2008年4月より全国の高専では初めてとなる教育用パソ コン(158台)でのIPv6接続環境の実現も行った。以上のような活動について報告する。
お問い合わせ先
CSI事務局 セミナー担当:宮本
セミナー専用Tel:090-7772-5114 (受付時間 平日10:00-18:00)
e-mail:seminar-sec[at]csi.ad.jp
