CSI ネットワークマスター 虎の穴 第1回

テーマ

ネットワーク関係者から数多くお悩みの声が寄せられる「迷惑メール対策」を題材にします。

講師

WIDEプロジェクト等でご活躍中の 山本和彦様 博士(情報科学)
(株式会社インターネットイニシアティブ 技術研究所)をお迎えします。

第1回 開催概要

会期

7月21日(木)13:00-17:00(受付:12:30〜)

場所

広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5F 研修室A、B
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/m-plaza/

参加料

CSI会員(一般):

3,000円

 

CSI会員(学生):

2,000円

 

その他一般 :

8,000円

参加料のお支払いは当日受付にてお願いいたします。
団体正会員の社員(職員)様は1社あたり5名様が割引料金でご参加いただけます。
賛助会員の社員(職員)様は1口あたり2名様が割引料金でご参加いただけます。

申込〆切

7月20日正午まで

対象者

基礎的なネットワーク専門知識を有している方

プログラム

12:30-13:00

受付

13:00-13:15

主催より開会挨拶&オリエンテーション

13:15-14:45

セミナー1部(講師:山本 和彦様)

14:45-15:00

休憩

15:00-16:30

セミナー2部(講師:山本 和彦様)

16:30-17:00

質疑応答 意見交換会

講師略歴

山本和彦(やまもとかずひこ)
(株)インターネット・イニシアティブ 技術研究所 主幹研究員

メールリーダ Mew の作者。
WIDE プロジェクト・ボードメンバー。
監訳「PGP --- 暗号メールと電子署名 ---」。
著書「リスト遊び」

講義内容

「迷惑メールの低減に向けて」

ウイルスに感染するなどの理由で乗っ取られたゾンビ PC からは、大量の迷惑メールが送信されることがあり、深刻な社会問題となっています。 従来は迷惑メールをフィルタにより排除する対策が一般的でした。 しかし出会い系サイトへの勧誘など、フィルタでは排除が困難な迷惑メールが増加しています。 また、ドメイン詐称を用いたフィッシングは、企業のブランドイメージを著しく低下させる深刻な問題です。

このような問題の対策としては、フィルタのような対処療法だけでなく、根本的に迷惑メールを出しにくくする基盤システムの構築が急務の課題となっています。 すなわち、ゾンビからの迷惑メール配信やドメイン詐称を防止して、メールを追跡可能にする方法を確立することが望まれています。 この講義では、配送(transfer) と投稿(submission) の分離、ユーザ認証(SMTPAUTH)、動的IPの25 番ポートのブロック、レート制御、ドメイン認証、 およびドメインの格付け(reputation) を取り上げ、最新の迷惑メール対策を包括的に説明します。

CSI ネットワークマスター 虎の穴 第1回 資料コーナー

第1回 告知資料 (JPEG, 1107KB)

お問い合わせ先

CSI事務局 セミナー担当:池上

セミナー専用Tel:090-7772-5114 (受付時間 平日10:00-18:00)
e-mail:seminar-sec[at]csi.ad.jp

主催:特定非営利活動法人 中国・四国インターネット協議会(CSI)