CSI ネットワークマスター 虎の穴 第8回

テーマ

Web2.0マスター編

演目

 

「Double Rainbow 〜インターネットとWeb2.0〜」

講師

 

法林 浩之氏 (日本UNIXユーザ会)

演目

 

「Web2.0::これからのIT事業の姿」

講師

 

エマーソン ミルズ氏 (アマゾン ジャパン株式会社)

第8回 開催概要

会期

2007年4月9日(月)13:00-17:40(受付:12:30〜)

場所

広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5F 研修室B
http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/m-plaza/

プログラム
(予定)

13:00-13:10

開会挨拶・オリエンテーション

13:10-14:10

第1部「Double Rainbow 〜インターネットとWeb2.0〜」
法林 浩之様

14:10-14:25

休憩

14:25-15:25

第2部「Web2.0::これからのIT事業の姿」
エマーソン ミルズ様

15:25-15:35

休憩

15:35-16:35

エマーソン ミルズ様

16:35-16:40

主催より閉会の挨拶

16:40-17:40

交流会

17:40

終了

 

セミナー終了後、会場内にて交流会を開催いたします。(16:40-17:40)
講師への質問・意見交換など行っていただけます。
お飲み物などお召し上がりいただきながら、直接講師の方また参加者の皆様同士でお話しいただける機会としてご活用いただけますと幸いです。
どうぞお気軽にご参加ください。

対象者

基礎的なネットワーク専門知識を有している方

事前知識

本セミナーを受講いただくにあたり必要な事前知識はオリエンテーション資料 (page4) "セミナー参加対象者・必要知識"また本ページ一番下<用語集>にてご確認いただけます。 セミナー内容をご理解いただくため是非ご覧ください。
オリエンテーション資料はこちらから

参加料

CSI会員(一般)

CSI会員(学生)

非会員(一般)

非会員(学生)

非会員(一般)前回セミナー参加

非会員(学生)前回セミナー参加

3,000円

2,000円

8,000円

5,000円

3,000円

2,000円

 

 

非会員参加者の方で前回のセミナーにご参加いただいた方はCSI会員料金と同額にてご参加いただけます。

団体正会員の社員(職員)様は1社あたり5名様が割引料金でご参加いただけます。
賛助会員の社員(職員)様は1口あたり2名様が割引料金でご参加いただけます。

 

【団体正会員・賛助会員の皆様のお申込みについて】

団体会員、賛助会員の方は、恐れ入りますが代表者が参加者を取りまとめの上、セミナー事務局までご連絡下さいますようお願いいたします。
その際は、以下の情報をお伝え願います。

会員区分(団体正会員or賛助会員)
会員口数
参加者名
参加者名ふりがな
各参加者e-mailアドレス(事務局より個別に申し込み確認のメールをお送りいたします)

お支払いは、出来る限りまとめてお振込みくださいますようご協力お願いいたします。

申込〆切

2007年4月5日(木)正午まで

お支払い方法

2007年4月5日(木)までに、下記の口座にお振込み下さい。

みずほ銀行 赤坂支店
普通預金 1865560
口座名義 株式会社イーサイド

事務処理の手続き上、振込みの際は必ず受付番号と振込人氏名を記載していただくようよろしくお願いいたします。

振込人欄記入例:番号・名前の順でお願いします。

例)
001 ヤマダ タロウ

【ご注意】
当日、会場にて現金でお支払いいただく場合は、事務手数料として上記参加料に500円加算させていただきます。予めご了承下さい。

団体会員、賛助会員のお支払いは、申込み連絡時にご案内いたします。

※請求書・領収書※

領収書は、講義当日に受付にて皆様にお渡しいたします。
請求書が必要な方は、その旨事務局(seminar-sec[at]csi.ad.jp)までご連絡下さい。

【ご案内】
本セミナーの参加登録に関する収納業務は株式会社イーサイドに業務委託をしております。

講師略歴 / 講演内容

第1部 Double Rainbow 〜インターネットとWeb2.0〜

講師

写真(船戸 正和)

法林 浩之
(日本UNIXユーザ会 副会長)

大阪大学にて情報工学を専攻。在学中にUNIXとインターネットに出会う。大阪 大学大学院修士課程修了後、 1992年にソニーに入社。主に社内ネットワーク 管理を担当し、ソニー全社にWebを普及させた。2002年からはインターネット 総合研究所に所属し、インターネット関連技術全般のコンサルティング、シス テム構築、運用などの業務に従事。2006年末に退職し、今後の進路を模索中。

日本UNIXユーザ会には1989年から参加し、1992年から幹事として活動。以来、 今日に至るまで、UNIX、インターネット、オープンソース関連のユーザグルー プ活動に携わる。「Internet Week」「オープンソースまつり」「Lightweight Languageイベント」など歴史に残るイベントを数多く手がけ、ユーザ同士の 交流の場を作ってきた。2003年からの2年間はjusの会長も務めた。現在もjus においてもっとも活発な活動を続ける幹事のひとりである。

講演内容

日本に商用インターネットが導入された頃、多くの人がそこに夢と希望を抱き ました。それはあたかも、そこに虹を見るかのようなものだったと思います。 それから十数年の歳月が流れ、今、インターネットの上に構築されたWebサービス の世界に、多くの人が新たなビジネスチャンスや技術革新の夢を抱いています。 それは、インターネットという虹の外側にできたもうひとつの虹のようなものです。

本講演では、まずインターネットの歴史を、特にインターネット上のアプリケー ションやサービスの栄枯盛衰という切り口で紹介します。また、日本のITの 歴史をいくつかの時代に分類し、それぞれの時代に起きた出来事が次代にどの ような影響を及ぼしたかをお話しします。そして、それらの前提を踏まえた上 で、現在のWeb2.0と呼ばれるものを支える技術や考え方を解説します。

Webの基本的なしくみさえわかっていれば、他に前提知識はさほど必要としま せん。できるだけ平易な解説を心がけたいと思っていますので、お気軽に ご参加ください。

第2部 Web2.0::これからのIT事業の姿

講師

写真(エマーソン ミルズ)

エマーソン ミルズ氏
(アマゾン ジャパン株式会社 Amazonウェブサービス日本担当)

米国ミシガン大学言語学部卒。

同大学在学中に、東京大学に1年間留学した経験を持つ。
卒業後、日本で通信事業会社に入社し、CRMシステムなどの開発を担当。

2003年にAmazon.comに入社後は、委託開発部の立ち上げメンバーとして、 store.nba.com, bombaycompany.comなどの展開に従事した。

2005年にAmazon.co.jpに転籍し、Amazonモバイルの新機能開発を担う。
メール検索、マイストア、モバイル版カスタマーレビューなどを打ち上げ、 2006年から現職に。

講演内容

今やWeb2.0時代だと頻繁に聞きますが、具体的に"Web2.0"とはどういうものでしょうか。 この技術的な側面を大きく持つ考え方ともいえる現象は、本来のIT事業の姿に将来 大きな変化をもたらすでしょう。今回の講演では、アプリケーション開発及び運用、 事業計画及びビジネスモデルの観点から、Web2.0の基礎概念が企業並び開発者に とって持つ意味を徹底的に検証いたします。

<用語集>

セミナーを受講いただくにあたり、より講演内容をご理解いただくため 下記の用語集を事前にご覧ください。

XML
構造化された文章。比較的に自由に構造を設計できることが特徴。
参考URL: http://e-words.jp/w/XML.html

SOAP
HTTPとXMLをベースにした通信プロトコール。初代ウェブサービスによく採用されている。
参考URL: http://e-words.jp/w/SOAP.html

REST
簡易なXML+HTTPインターフェイス。次世代ウェブサービスによく採用されている。
参考URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/REST

プロトコール
TCP、UDP、HTTPなどを含む通信規約。
参考URL: http://e-words.jp/w/E38397E383ADE38388E382B3E383AB.html

ウェブサービス
インターネットの関連技術を利用してHTTPプロトコルにて通信可能なサービスまたはソフトウエア。
参考リンク: http://ja.wikipedia.org/wiki/Web%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9

80/20の法則 (またはThe Pareto Principle)
イタリア経済学者、Vilfredo
Paretoにより提案されて法則。ある現象にて結果の8割が2割の要因から発生することを主張する。
参考URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

ロングテール
クリス・アンダーソン (Chris Anderson) によって提唱された市場現象。80/20の法則を市場にも適応すると主張。
参考リンク: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB

マッシュアップ
複数ウェブサービスまたは情報源を組み合わせたアプリケーション。
参考URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97

オブジェクト指向
「もの」を前提に考えるアプリケーション設計または表現方法。
参考URL: http://e-words.jp/w/E382AAE38396E382B8E382A7E382AFE38388E68C87E59091.html

アジャイル開発
プロジェクト工程や作業内容が変わることを前提に考える、プロジェクト管理及び開発手法論。
参考URL: http://www.controlchaos.com/

スケーリング
負荷に応じるためサーバーの数またITリソースを増加、または最適化すること。
参考URL: http://e-words.jp/w/E382B9E382B1E383BCE383A9E38393E383AAE38386E382A3.html

ウェブスケール
インターネットの不定期なトラフィックやスパイクなどに耐えられるスケーリング。

ライブレリ
システムやソフトウェアなどを再利用するときに使う、機能や関数を提供するソースコードまたはバイナリーコード。
参考URL: http://e-words.jp/w/E383A9E382A4E38396E383A9E383AA.html
 
API
ソフトウェアを開発するときに使うシステムまたはサービスの命令や関数の集合。
参考URL: http://e-words.jp/w/API.html

Perl
Larry Wall氏の発明であるテキスト処理や正規表現に優れたスクリプト言語。
参考URL: http://www.perl.org/
 
JavaScript
ウエブブラウザー環境内で主に実装されている手軽なスクリプト言語
参考URL: http://e-words.jp/w/JavaScript.html

AJAX
JavaScriptとブラウザーとウェブサーバーを利用したXML-RPCの種類。
参考URL: http://e-words.jp/w/Ajax.html

お問い合わせ先

CSI事務局 セミナー担当:池上

セミナー専用Tel:090-7772-5114 (受付時間 平日10:00-18:00)
e-mail:seminar-sec[at]csi.ad.jp

主催:特定非営利活動法人 中国・四国インターネット協議会(CSI)