広島地域IPv6推進委員会は、地域におけるICTの利活用を推し進め、豊かなネットワーク社会を形成するために、次世代のインターネット技術であるIPv6の普及促進を行なう活動を続けております。
昨今、企業等においてパンデミックや災害への対策の必要性が注目されており、従業員の安全の確保や情報システムのクラウド化による事業継続性の確保、通信経路の多重化による通信インフラ強化策等が検討され、実施されてきました。
今回のセミナーでは、3月11日に発生した未曾有の東日本大震災に対して、これらの対策がどのように機能したか、事業を再開する過程でどのように役立て られたかを検証するとともに、これから中長期に渡る復興の中でICTが果たすべき役割や将来像等について、各分野に精通した方々をお招きし講演を行って頂 きます。
本セミナーは、情報システムにおける危機管理の観点から、経営者や情報システムの管理者を主な対象としていますが、それに限らず、製品やサービスを開発 している技術者や研究者、SE・SIなど、広くIPv6に興味がある方々にも有益な内容となっております。皆様のご参加をお待ちしております。
※当セミナーは平成23年度情報通信月間参加行事です。
なお、セミナーの模様はインターネットで中継しますので、以下のサイトからどなたでもご覧いただけます。
「SuperCSIライブ中継サービス」
http://www.supercsi.jp/liveprogram/
※ちらし(PDF)はこちらです
日時
- 2011(平成23)年 6月17日(金)13:30~17:00(受付開始13:00~)
場所
参加料
- 無料
定員
- 120名
テーマ
- 持続可能なサービスのために
対象者
- 情報システムの管理者および経営責任者
- ネットワーク製品(ハード、ソフト)やサービスの開発者、研究者、及び提供者
- 上記に限らず、広くIPv6に興味のある方
申込方法
- 事前申込を締め切りました。
- 事前申込を行なっていただいた方は、メールでお送りした受講票を印刷し当日受付までお持ち下さい
- 当日参加も可能ですが、事前申込み優先とさせて頂き、満席の場合お断りする場合があります。
※ご提供いただいた個人情報は以下の目的以外では使用・提供いたしません。
・セミナーの申込内容確認
・今後のセミナー案内等のお知らせ
プログラム
13:00~ | 受付開始 |
13:30~13:35 | 開会挨拶 広島地域IPv6推進委員会 委員長(広島市立大学大学院教授) 前田 香織 |
13:35~14:35 | 第1部 「インターネットの進化と可能性 ~震災、IPv4アドレス枯渇など、インターネットを取りまく環境が今年大きく変化した。 このような環境の変化に対して、インターネットは、どのように進化していくのか?~」 慶応義塾大学 / WIDEプロジェクト 中村 修 氏 |
14:35~14:45 | 休憩 |
14:45~15:45 | 第2部 「緊急地震速報の活用事例 ~東北地方太平洋沖地震のその瞬間東京では~」 NTTコミュニケーションズ株式会社 小林 年晴 氏 |
15:45~15:55 | 休憩 |
15:55~16:55 | 第3部 「データセンターのあるべき姿 ~クラウドコンピューティングに最適化した石狩データセンターのご紹介~ 」 さくらインターネット株式会社 田中 邦裕 氏 |
16:55~17:00 | 閉会挨拶 |
講師略歴
中村 修 氏
- 環境情報学部 教授
- ・ボードメンバー、
IPv6高度普及協議会・理事
1983年、慶應義塾大学工学部卒業。
同大学大学院理工学研究科にて1985年に修士号取得。1993年に博士号取得。
1990年から1993年まで東京大学大型計算機センター助手を勤め、その後、慶應義塾大学環境学部にて助手、専任講師、助教授となり、2006年から慶應義塾大学環境学部教授となる。
大学では主に計算機科学やInternet、メディアリテラシーについて教鞭をとる。最近では、日本政府によるIPv6推進委員会に参画するなど、常にリーダーとして日本国内のインターネット構築に携わっている。
小林 年晴 氏
- ビジネスネットワークサービス事業部 ユビキタスコミュニケーション部 担当課長
- 1995年、日本電信電話株式会社入社
金融業界向けシステム構築、社内人事育成業務などを経て2006年より現職にて緊急地震速報に関する業務に従事
田中 邦裕 氏
- 代表取締役社長
1996年 国立舞鶴高等専門学校在学中にさくらインターネットを創業。
レンタルサーバ事業を開始。
1998年 舞鶴高専卒業後、有限会社インフォレスト設立。
1999年 さくらインターネット株式会社を設立。代表取締役社長に就任。
その後、最高執行責任者などを歴任。2008年より現職。
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